東京都委託事業講習会

 その後は新幹線に乗って、東京へ。

 昨年も一回担当させてもらった東京都委託事業による講習会の講師をしたのですけど、今年はアシスタントを募集して五名もの会員が協力をしてくれましたから一番手間の掛かる脉診の実技を手早くこなすことができました。

 そしてハプニングなのですけど、アシスタントが施した手技により体調を崩してしまった人がでて、しかも二名合ったのでこれをモデル治療の題材とすることに。二人とも元々から症状がひどくなりやすい人だったので、かなり緊迫した雰囲気に。うまく回復してくれて、ほっとしました。

 「ていしん」は効果があるらしいということで集まってきたのですけど、逆の効果がこれほどまでに出るとそれも威力を見せつけたということになりますね。実際に私芽胡の方針で行くと決めたのは、初めて臨床投入した時に胃けいれんを発生させてしまったことがきっかけだったのですから。