2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ここでも便利屋?

パソコン関連の話題が続いて申し訳ありませんけど、朝から漢方鍼医会本部の先生よりスカイプの会議通話のやり方について緊迫した声での質問が掛かってきました。 「そんなんこうしてああして・・・」と説明を始めたのですけど、鍼灸院のパソコンにもスカイプ…

デスクトップテーマで動作スピードが驚くほど違う?

私は視覚障害者ですからパソコンを使う時には画面が直接読めないので、音声化をしてくれるスクリーンリーダーというソフトが必要です。でも、ブログへの投稿だけでなくホームページのHTML記述でも、テキストベースの作業ならなんでもできます。もちろんカル…

北斗神拳ではありませんが

ちょっとだけ懐かしい北斗神拳ではありませんが「経絡の調節が目的ならそれは治療体系の中に組み込んでいい」というのは私の持論なのですけど、例えば足首の捻挫や骨盤のズレなども物理的に経絡の流れを阻害しているのですから、危険性が少なければ整復する…

目眩と母乳が止まらない

赤ちゃんに卒乳をさせたのですけどその後も母乳が止まらないという患者さん、目眩が発生して寝込みがちとなりそこへご主人の転勤という新しい問題も。 難経七十五難型の肺虚肝実証で治療をしたなら一発で目眩が楽になり、眼球の痛みも電子レンジで温められる…

六十九難の治療法則

「経絡治療」といえば、解釈に差はあっても難経六十九難の治療法則を金科玉条としてきました。つまり「虚すればその母を補い」であり、自経と親経をセットで補うというパターンです。 親子で補うというのは生理的にも病理的にも合理性が高いので、生意気です…

一本一本の積み重ね

今月の滋賀漢方鍼医会例会後に七十五難でも小腸経まで手を出したなら逆に崩れてしまうケースがあることを認識したわけですけど、発想のきっかけは伝統鍼灸学会で「素問・霊枢の脉診では現代では役に立たない」という発言でした。 では素問・霊枢時代の脉診で…

radicoが聴取可能に

インターネットでAMラジオ局の番組をCMを含めて同時配信するradico(ラジコ)が今年の春から試験放送をしていましたけど、来月の本格放送と同時に滋賀県も聴取エリアに入るという嬉しいニュースが届きました。 有線放送がケーブルを使っていた時には関西と関…

七十五難での小腸経使用は半分程度?

一昨日に速報で投稿している難経七十五難型の肺虚肝実証で小腸経は使わないかも知れないというケースですが、過去の論文を読んでいただければ分かるように当初は腎経の太谿・復溜・陰谷のいずれかと同じ側の陽池まででした。 しかし、それでは条文に合わない…

娘のおたふくかぜ(その3)

先週の金曜日からのおたふくかぜですが、日曜日に「にき鍼灸院」で開かれた滋賀漢方鍼医会の月例会時点では既に解熱をしていて兄弟と一緒に託児を姪にしてもらっていました。懇親会にも参加していました。 しかし、まだほっぺたの腫れが若干残るということで…

七十五難の治療で小腸経は使わないケース

昨日の例会で公開実技のような形で「本治法の脉の積み重ね方」というのか、一本一本の手法の目安について実際のケースを見てもらいながら研修していました。このことについて詳しくは、また「院長ブログ」の方で書きます。 それで、こちらもアクセル一杯のス…

昨日の例会は、無事に終了

昨日に「にき鍼灸院」を会場にした滋賀漢方鍼医会の月例会ですけど、トラブルもなく無事に終了できました。その後の懇親会は大いに盛り上がり、新入会員の歓迎会としても色々な話をすることができました。 ところで今回は手配の肝経から公共施設が使えずに臨…

娘のおたふくかぜ(その2)

昨日に書いた娘のおたふくかぜですが、帰宅したならやっぱり発熱していて顔も膨れていました。しかし、本人は多少痛みを訴えるものの元気そのものであり食欲もあって、夜は一人で寝てしまいました。 今朝は解熱一歩手前という感じだったのですけど、明日には…

娘がおたふくかぜに

一番上の子供である娘が通っている幼稚園では、かなり以前からおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が流行っていました。 春に水疱瘡を三人連続で罹患したので、おたふくかぜも今のうちにやってしまえばと思っていたなら朝になって顔が腫れていたので「やったー」…

ビックリの展開に

つい先ほど、今月の漢方鍼医会本部の学術部スカイプ会議が終了したところです。毎度のことながら、人使いの荒いこと。 そこで来年度の外来講師依頼について話が出ていたのですが、「鍼灸ジャーナル」で対談した松田博公先生のことを軽く話していたのですけど…

やっと完成しました

先月末に参加した伝統鍼灸学会ですけど、シンポジウムでは様々な制約からフロアからの意見を吸い上げることなくステージ側だけでの討論で終了していました。 その後の懇親会で「ブログ上で意見を書いて欲しい」との要望をいただき、これはステージ以外からで…

うっかり居眠り

昨日のことなのですが、水曜日なので午前中のみの診療を終えて髪の毛が伸び放題になっていたので午後から散髪に出かけていました。 いつもならその後のスポーツのことも考えて昼食抜きで出かけるのですが昨日はたまたま食べていたこともあり、待ち時間の間に…

来年の夏期研は中止

私は理事という立場で実は九月から知ってはいたのですけど、来年の漢方鍼医会夏期学術研修会は中止というのか延期というのか、行われないことが決定しました。そのお知らせが、正式に本部からアナウンスされました。 毎年夏に一泊二日という短い時間ながらも…

シンポジウムの原稿がやっと完成

先週の頭に二日間掛かって原稿を執筆した伝統鍼灸学会でのシンポジウム報告ですが、流れとして「もしこのシンポジウムに参加していたなら」ということで感想と意見を加筆しておきました。 しかし、伝統鍼灸学会は個人参加とはいえ所属団体の名前もでてきます…

文殊の知恵?

土曜日に取穴書作成委員会の合宿に参加して、そのまま宿泊から漢方鍼医会本部の例会にも出席して、無事に昨夜のうちに帰宅しました。少々疲れたので、昼休みは爆睡でした。 「三人集まれば文殊の知恵」などといいますけど、今回は経穴書ではなく取穴書を作成…

今から合宿です

漢方鍼医会本部でも一応指導者クラスということになっているので、年に数回は例会前夜の合宿というものがあります。今日は二十周年記念行事の一つで出版予定の、取穴諸作制委員会での合宿です。 合宿は毎回十九字からの開催となりますので、十四字までの予約…

痛む動作で確認しないと

最近は肩関節周囲の痛みや上肢の動作痛についても仰臥位や横臥位のままで診察できましたし、特に治療が遅延することもなかったのでそのまま処置をしていました。 ところが三角筋に痛みを訴えられる患者さんの回復が予想よりも遅いケースが最近連続して、本治…

財布にお金が・・・

タイトルが「財布にお金が・・・」ということになると患者さんの話かと思いきや、私の話でございます。 昼休みにスイミングを終えて帰宅中に携帯電話が鳴って、「時計を見間違えていたので昼食の準備が」と奥さんからのSOS。引き返してイタリアンでランチを…

三点セット

経絡治療といわれる分野であれば、まずは患者さんの主訴・愁訴などを聞いて四診法の総合判断から証決定し、治療は本治法から取りかかるというのが一般的なスタイルです。ところが治療が始まってしまうと脉診にしがみついている治療家が多く、脉ばかり触って…

ケアレスミス

単純作業だけでなく普段の日常業務であっても、定型的な流れの作業であれば200回に一回程度の割合でミスは発生するものだとされています。 これを頻繁に繰り返してしまう人はケアレスミスが多いといわれるのですけど、小学生時代の私がその典型。何せ答案用…

朝から鍼灸院で子守?

本当に次々とケガの発生している家族なのですが、今朝は長男がお姉ちゃんへちょっかいを出そうとして滑り、ちゃぶ台で右の客主人から少し前側を切ってしまいました。出欠はそれほどでもなくすぐに膨れてきたので、予想通り縫合の処置はありませんでした。 こ…

やっぱり掛けませんでした

朝のエントリーでは伝統鍼灸学会のシンポジウムを昨夜のうちに骨格は原稿興し出来たと書いたのですけど、学会誌への報告文とするためには最後に感想や意見を書かねばならないのですが仕事中ではそんな集中力はなく時間的にも結局掛けませんでした。 それで今…

あぁ眠たい

今日はとても眠たいです。プロ野球の日本シリーズが連夜で延長線を展開してくれたことも充分に影響しているのですが、それは素晴らしいゲームをしてくれたのでラジオを最後まで聞いていてよかったです。 眠たい原因は漢方鍼医会の学会誌へ報告文を出さねばな…

電動アシスト自転車

電動モーターで坂道でもらくらくの電動アシスト自転車、都会では自動車通勤から切り替えるように推奨もされているようです。 彦根はそれほど坂道はないものの買い物へ出かけるにも基本は自動車であり、自動車の乗れない人には電動アシスト自転車がとても便利…

色々な情報を持ってきてくれる患者さん

昨日のエントリーとは正反対に、和やかに話をしているなら患者さんは「へえー」という情報を持ってきてくれるものです。 先月に彦根では「ゆるキャラ祭り」が開催されたのですけど、着ぐるみの中は暑いので大変だから女性はあまりいないかと想像していたので…

逆に情報を遮断?

午前中に来院されていた今日で治療終了となった患者さんは先天性股関節脱臼だったのですけど、DVDでの「ていしん入門」まで調べてていしん治療であることを確認されてから来院されました。 それですから徒手強制などは元々する気はなかったのですけど余計に…