知らぬは私だけでした

 今朝に気付いた、ちょっとおバカな話です。

 待合室へもう一つソファーを入れたことはかなり以前に書いているのですけど、少しだけ受付カウンターの下まで椅子が延びてきています。これは古い方の長いすです。

 「やはりちょっと邪魔なんじゃないかなぁ」と思いつつ、クイックルの手を止めて椅子の端っこに腰掛けてみました。すると、受付カウンターと目線が同じ高さになり、話をするのが楽そうです。

 受付カウンターは事務側からだと机の少し上にあってちょうどいい高さなのですけど、待合室側からだと少し低すぎて、顔を見ようとすると中腰になるか離れないと見られません。けれど腰掛ければ楽に顔が見られて、話もできます。

 得意げに「こんな方法もあるよ」と午後の時間に患者さんに話をしていたなら、「若い人以外はほぼ受付の時に座っておられますよ」と助手の合いの手。知らぬは私だけでした。