母校のためなら一肌脱ぎたいところですが

 今度はまじめに仕事の話で、母校である滋賀県立盲学校の理療科から職場見学の話が持ち込まれてきました。

 母校のためですから一肌脱ぎたいところなのですけど、以前に見学を受け入れたのは15年も前の話であり、その頃とは患者さんの流れが大きく違っています。あのころもベッドは5台ありましたけど、予約をわざと少なくして対処ができましたが、指定された日程はできない相談でした。

 一時間に6人ずつを、「ていしん」のみで治療をしていくスタイルは全く予備知識のない視覚障害者が見学をしても、とてもついてこられるものではありません。せめて「研修会で聴講から勉強をしてからならいいのですけど」ということで、実質的には門前払いの形にならざるを得ませんでした。