ぎっくり腰の脉状が逆さに

 ぎっくり腰の脉状というのは、どちらかが細くなりどちらかが開いているということで、両手同時に脉診すれば不問診ができる代表だと思っています。実際に助手に最初に教える脉状診の一つであり、不問診でぎっくり腰が見抜けなければ落第だと言い渡しています。

 それでどちらかがという話ですが、大抵は左が細くなり右が太くなります。

 しかし、今週のぎっくり腰の患者さんはこれが逆になっているケースがかなり多く、何が影響しているのだろうと考えています。