ワンパターンに陥らないことは大切ですが

 前エントリーで「雨期と多湿なのは同義でかまわないのか」と疑問を書いたのですけど経絡治療へ入門した頃から季節ごとの治療については大まかな対処は必要でも細かすぎるこだわりには否定的でした。

 それは腕試しとなった近畿青年洋上大学の工程で、船の中は快適なエアコンながらも閉鎖空間であり上陸すればエアコンのある場所とない場所での温度差が激しく、湿気の多い地域と乾いている地域を一週間で移動してきて何に気をつけたかといえばドーゼと治癒の見通しでした。最もその頃の技術ですから、ドーゼは気を配っただけで調整などはできなかったのですが・・・。

 使える経穴は病体の方が教えてくれるのであり、強引なことさえしなければ季節に応じた治療も自然にできあがっていると思うのですけど・・・。まぁ工夫は常に続けなければならないのであり、ワンパターンにならないことは大切なことですが・・・。