時邪へのアプローチはシンプルな方がいい

 彼岸に入ってきてそろそろ時邪が「五の季」になるのですけど、昨日に反応を探っていると脾経と胃経の反応が薄れつつある印象はあります。

 あれほどの酷暑だったものがお盆を超えて普通の夏の暑さになり「涼しい」と体感温度の慣れに驚いていたのですけど、今月に入ると一気に秋を飛び越えて冬支度となり一昨日に慌ててガスファンヒーターを出しているという始末ですから、季節の邪の方が困っているのではという感じです。

 暦を見ながら経絡と経穴の組み合わせを追試するというのが本部の方針であり大阪も独自に突っ走っているのですけど、これだけ季節の巡りがおかしいと提唱をした八木先生の意図とずれた追試に思えてなりません。時邪に対するアプローチは、シンプルな方がいいと思うのですけどねぇ。