ちょっと悲しいですね

 それにしても右まぶたが全く開かないということは何も見えていないということなのですけど、すでに実質的な全盲状態だということは自覚していたものの時々は色のコントラストがわかることがあり光だけは感じているはずですけど、自宅の中はもちろん外を歩くのにも白杖を持っていれば支障がありませんでした。

 当たり前といえば当たり前なのですけど、それでも学生時代に盲人卓球(サウンドテーブルテニス)をするときに眼帯をしてプレーしていて床へ落ちたピン球を取るときに眼帯を外さなくても支障はなかったものの、ちょっとややこしそうなところへころがったならがんたいをやはり外していました。やはり視力に頼る部分はあったということですね。

 その視力に頼る部分もなくなってしまいましたし、夜中に夢を見ているときでも画像のないことのほうが多くなってきました。すでに諦めてしまったことですけど、でも改めてイレギュラーなことに遭遇するとちょっと悲しいですね。