標治法用ていしんの第二弾

 大阪夏期研で受け取ってきた標治法用ていしんの大二弾、えーっと第一弾を受け取ってから二年も経過してやっと次の試作品には首が長くなりすぎてしまいました。

 当初の計画では竜頭部分を八角形にしてほしかったのですけど、職人さんが老眼で八角形の細工は見えないということで、「それでは六角形はどうか」と打診したのですけどこれも見えないということですし六角針感と変わりがなくなってしまうので、あまり意味がありません。ちなみに八角鍼管は滑り気味になるので好む人が少ないのですけど、そこが狙い目でした。

 「では四角形にしてほしいのだが思い切りエッヂの効いた形にするか角の面取りをものすごくきれいにするか」と提案したところ、今回は角の部分が無難な仕上がりのものしかできていませんでした。まぁ試作品なのですから予想の範囲だったのですけど、軽量化指て気の通りがよくなることは確認できました。本日から臨床投入して感触を確かめていきます。