アフターコロナには技術伝承の責任を感じています

 今朝に来院された患者さん、この春に腹部大動脈瘤の手術を受けてこれは命が助かったので良かったのですが、背部痛が残っていてどうにもならないということでした。

 一年前に頑固な左肩関節痛で通院した経験がありそれを家族が思い出して予約を入れてきたということだったのですけど、西洋医学との使い分けが昨年でよくわかったといいます。

 何よりも「今回で終わりです」と終了したとき、「痛みは一応消えたけど本当にこれでいいのか?」と思っていたそうなのですがその後はきれいに腕が動くようになり、一切症状がバックしなかったので印象深かったということでした。

 コロナウィルスと鍼灸は直接戦うことはできませんけど、病状には様々なものがありきれいに回復させることができる治療法は数が少なく、アフターコロナにはこの技術の伝承がますます重要になってくると責任を感じています。