漢方鍼医会での奇経治療47、継続の目安の説明も

 両手の小指・薬指・中指がこわばってしまいなかなか自由が効かないという症状の患者さん、昨年の秋からの症状であり奇経での自宅補助を加えたなら右はあっという間に回復してしまいました。

 それで右の完全回復を確認してから左をターゲットに奇経を取り直し、小指についてもすぐ回復したのですけど薬指と中指が今一つとか。それでも握力が十分でないだけで、動きは自由になっていました。

 「すぐ効果がなかったのでやめてしまった」とはあまりに短期というか、勝手な患者側の言い分です。10円玉での自宅補助を考えた狙いは手持ちの道具で追加負担なしにできること、短時間なので根気よく続けられることなのですけど、「すぐ効果が現れなかったから」はどうしようもないです。十分に回復してしまったので途中で忘れてしまったは想定内だったのですけど、副作用のない方法なので続ける目安についての説明も必要なようです。