本当に腹が立って腹が立って

 今日の患者さんの話を聞いて、同じ医療に携わるものとして思い切り腹が立ちました。

 患者さんは昨年末から今年の頭に掛けても腰痛で来院しており、すぐ痛みが取れるのですけど調子に乗って途中で治療をすぐ中断してしまうため、治癒にならないまま放置ということになっていました。ですから腰痛が再発してもなかなか来院せず、ひどい状態になったことは自業自得です。

 秋には痛みがひどくなっていて大きな病院へも行ったのですけど、リウマチ外来を受診したので「近くの開業医でそのまま受診すればいい」といわれ、開業医は痛いといえばすぐ注射であり回復しないといえば薬をどんどん増やすだけだといいます。しかも腰にホッカイロを当てろと指示していたといいますから、患者を治す気など心の片隅にもないのだと腹が立って腹が立って・・・。

 診察の様子も「もの」を扱っている感じだそうですし、顔色一つ直接には見ないといいますから左足が非道さ正萎縮になっていても気づかないのです。痛みが回復しないどころか萎縮させているのに、責任を全く感じないのですね。