考えコンテしまいました

 わかっていたこととはいいながらも、飲み会の中で出ていた話から問題の深刻さと将来について考え込んでしまったことがあります。

 それは研修会の会員の年齢構成です。利己的には私自身なら自分が仕事ができればいいのであり、鍼灸院の患者数もかなり安定しているので年齢がそこそこになれば勝手に引退していけばいいのです。

 けれど古典の時代から技術を伝えていただいた先輩諸氏に申し訳ありませんし、鍼灸術という素晴らしい医療がなくなってしまうというのは非常に悲しいことです。でも、20代だけでなく30代の会員がほとんどおらず、大きな溝ができてしまっています。

 患者さんにとっても大きな不幸ですけど、鍼灸業界が残っていけるのか、考え込んでしまいました。